親戚にだまされて60万円をドブに捨てた話

だまし取られる

 

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1度失業して、再就職できない期間が長くなると、だんだん自信がなくなっていき、自分を大分低く評価するようになってしまいます。

 

そうなると自分を救ってくれそうな案件にたやすく飛びついてしまう傾向があります。僕も1回それで損害を被ったことがあるからよくわかります。

 

しかもその相手は自分の親戚だったので、たとえ顔見知りでも安易に信じると痛い目にあう、といういい例でした。

 

失業は自尊心を傷つける

 

信じられない

 

 

当時僕は20代の後半で、最初の仕事を失ってから3年間再就職できずに精神状態を悪化させていました。生活費を稼ぐためにやっていたバイトも上役の気まぐれで居場所がなくなり、いよいよ追い込まれてきた時期でした。

 

 

トライアル補助金目当てでお試し雇用されたものの、補助金が切れた3か月後にはロコツないじめ言動にあい、半年もたずに失業した僕には、会社というものが根本的に信じられなくなっていました。

 

 

当然再就職に向けて活動を再開するわけですが、まだ20代でも当時は氷河期の影響からまだ抜けておらず、第二新卒なんて概念も生まれておらず、相変わらずの経験者以外お断りな状況で、活動は苦戦します。

 

 

最近の消費税の増税とコロナウイルスによる経済活動自粛の影響で、内定を取り消される例が出始めたとか、またも氷河期の再来を連想させます。正直自分のような経験を若い人にはさせたくないのですが、歴史は繰り返すのでしょうね。

 

 

新卒を逃すと、企業はただの未経験者としか見ませんから、応募しても面接にすらなかなかいけません。僕は当事者だったころは今と違って人手不足なんて言葉とは無縁で、嫌なら辞めろ、代わりはいくらでもいる、なんてことが広言されていたくらいです。

 

 

来る日も来る日も不採用、というか書類で早々と落とされ、面接すらたどり着けないと、本当に気分が落ち込みます。生活費の足しにとバイトを始めたところで、やる気なんてあるはずもなく、表情も死んだような感じになるのは当然ですね。

 

 

就職することしか目的がないと、それ以外の時間も充実なんてするはずがありません。何せ求められているのは正社員の実務経験なので、自分ひとりではどんな努力も無益です。当時は資格持ちでも経験がない人は仕事にありつけませんでした。

 

 

行動しても結果が出るどころか、全て無益に終わると、次第に行動なんかしてもムダなんじゃないか、と考えるようになります。自分だけで積むことができない正社員の実務経験が必要なのですから、完全に無理ゲーなのです。

 

 

今ならフルタイムの非正規雇用でも職歴として見てくれる会社はあるかもしれませんが、当時は非正規雇用では職歴とは見なされない時代でした。まして、僕の住む町は日本でも屈指の古い考え方に染まっている所です。

 

 

今なら考えられないことですが、当時の市職員採用試験の年齢制限がひどく、なんと25歳までしか受験資格がないのです。数的処理や判断推理の問題が多く出題される公務員試験は、僕の学力だとそれなりの準備期間が必要になります。

 

 

でもすでに25歳を超えてしまっていてはそれもかなわず、試験を受ける前から速攻で門前払いとなった身には、世間の冷たさを感じずにはいられません。

 

 

一向に結果が出ないまま時間だけが過ぎていき、とうとうバイトまで辞めることになりました。現場責任者が変わり、大幅に仕事のやり方が変わったので、それについていけなくなったのです。

 

 

こうして完全無職になった僕は、行くところがハロワしかなくなりました。経験なしは変わらないので、宝くじレベルの幸運を期待して求人に応募し続けるしかなかったのです。

 

 

元々口数が多いほうでありませんが、輪をかけて無口になり、曜日感覚も物事への興味も失っていきました。多分傍から見たら近寄りがたいほど不景気な顔をしていたと思います。

 

 

このころの僕は生きているとは言えない状態でした。ただ死んでいない、というだけです。

 

 

見かねた親が、ある親戚の人に連絡を取った、と聞かされたのは後になってからのことです。

 

 

今回このことを書く気になったのも、その人が亡くなってそれなりに時間が経ったことで、当時のことを客観的に見ることができるようになったからでもあります。

 

 

その人は自分で小さいながらも建設会社を経営していた人でしたが、不景気の煽りを受けて倒産し、それなりの負債を抱えている状況にありました。

 

 

そんなときに親が何を頼んだのか、何か僕が就けるような仕事はないか、ということだったようです。余計な心配をかけてしまい親には申し訳なく思っています。

 

 

バイトを辞めてから半年ほど経った後、その人から連絡が入りました。待遇は良くないがある会社に都合をつけてくれる人と話をしたから1度会いたい、というものでした。

 

 

その人が紹介してくれた仕事が、次に正社員として入った会社であり、僕が最後に経験した正社員になります。結局13か月で辞めることなりましたけど。

 

 

理由は当初契約した内容を会社側が勝手に変えたからです。契約の概念を理解しているのかどうかわからないほどのありえなさです。

 

 

現場責任者が労基法なんて守っていられない、と広言してはばからない職場です。まあ最初からそんなことになるんだろうなあ、と薄々思ってはいましたが、まさか入社半年で実行しているとは思いませんでした。

 

 

勧められたのはFX、しかし貧乏人がやることじゃない

 

チャート

 

 

その見返りとは言わないけど、その人はFX口座開設の勧誘もしていて、おそらく抱えた負債を返済するためにいろいろと手広くやっていたようです。当然僕にも勧めてきました。

 

 

先の事情から、強く断ることもできず、気が進みませんでしたが口座を開設してついでにそれを運営している会社のセミナーも受けることになりました。

 

 

セミナー自体は普通のもので、一応FXに関してチャートの見方をはじめ基礎的な知識は身につきましたが、結局その口座自体がある日凍結、というか消滅して一切取引も引き出しもできなくなったのです。

 

 

当然サポートに電話してもつながらない、諸々かかったお金は合計すると約60万円ほど、なけなしの財産も目減りして、せっかく仕事で稼いだお金の何割かがそれで消えました。

 

 

その人だけを責めるつもりはありません。何をやってもうまくいかず、社会を恨み、人を信じなかった心理状態にあった自分にも悪いところはありました。

 

 

まさか親戚の人がそんなことをするはずがない、と思い込んでいた自分の浅はかさもありますし。どうせあの仕事を続けていても先はなかったのですから、五分五分といったところです。仕事探しで他人に頼るとろくなことがありません。

 

 

社会人として活動するためにはある程度のお金が必要ですが、当時の僕は仕事に就いて給料をもらう身分にならないといけない、と固く信じていて、他の選択肢は知ろうともしなかったことにも原因があります。

 

 

まだ当時はAmazon物販が一般的ではなかったでしょうし、本の転売もやっとやり始めた人が出てきたときだったので、当時の僕は知りようもなかったことですが、それでも何か行動を起こすために知ろうとしていればその先に何らかの影響があったのかもしれません。

 

 

仮定の話をしても仕方がありませんが、知らない、知ろうともしない、ということはとても危険なことだと言うことなのです。

 

 

第一60万円程度をFXに突っ込んだところでちょっと思惑と逆に動けばすぐに刈り取られます。本格的に参戦するには何もかもが不足していました。今またやるなら資金も知識も経験も足りないのは明らかです。

 

 

それよりも当時の僕にすすめるなら間違いなく本の転売を提案したでしょうし、今ならそれを発展させたAmazon物販を提案します。ローリスクミドルリターンで元本割れする可能性極小、結果が出るまでに時間があまりかからない。

 

 

クレジットカード取得、という壁さえ超えられれば1年もいらない達成速度は他に例を知りません。うまくいかないことで一時的に気分が落ち込むのは仕方がないことですが、完全に情報収集と行動を止めるのは得策ではありません。

 

 

いかに親戚筋とはいえ、そんな不確かな方法で余計なお金を失うほどやけっぱちになるくらいなら、物販で手堅く資金と時間の余裕を手に入れたほうが先の展望も立つというものです。

 

 

自暴自棄になってはいけない、と深く反省する例となりました。ヤケになると生活をたやすく破壊するほどの行動を取ってしまうことがあります。こんなことを今やったら廃業ものですね。

 

 

手はあります。ヤケになる前に、物販を試してみるのがある意味正しいあがき方だと僕は考えています。

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