こんにちは、ハンダヒサシです。「月30万円のお金と1日5時間の自由をつくり次を考えるための余裕を得る」ための情報をお届けしています。くわしいプロフィールはこちら
扱う商品によっては縁のない危険物という概念、Amazon物販で影響するのはFBAで売る場合です。はじめからわかっていればいいのですが、納品した後に危険物認定されることもよくあることです。
そんなとき、どうすればいいか、最初からそれをある程度知っておくことはできないか?というお話です。
危険物審査が入るとFBAで売れなくなる
時間とお金の余裕を最短で生み出す手段として僕は物販をオススメしていますが、作業時間も最短にしないと時間の余裕は生まれません。
AmazonのFBAがなぜ優れているのかは、物販の作業手順のうち梱包、発送、アフターサービスをほぼしなくてよくなるからです。
以前本を自己配送で売っていた時期は、とても忙しかったことしか記憶にありません。仕入れは店舗でせっせと作業、帰ってきたらその日の注文分を梱包して、集荷が来るまで別の作業、と息つく暇もありません。
それで稼げればまだ我慢のしようがありましたが、次第に稼ぎが減ってくるとどうしても心が折れてきてしまいます。FBAは楽ですが手数料も自己配送より高くつくので、単価が安い本ではFBAに頼るのは難しかったんです。
そこで、商品はある程度単価が高く、サイズが小さめで消耗品なジャンルを狙え、という思考に変わっていきました。この考え方に変わるまである程度の時間がかかったのですが…
商品が売れてもこちらがしなければならないことはありません。AmazonからFBAで売れた商品が発送されました、というメールが来るだけです。もちろんいちいち全部目を通したりはしません。

これが本当に楽です。売り上げは上がるのにこちらはただそれをチェックすればいいだけなんですから。
ですが、その状況を壊すようなことが起こるのもFBAには良くあることです。それが「危険物審査」です。

すでに倉庫に納品した商品にこの審査がかかることがあって、これが厄介です。審査中になってしまうと自分の商品がページから消えて、セラーセントラルの在庫ページに「有効な出品情報がない商品」として表示されてしまいます。
Amazonがその商品を本当に危険と見なして審査しているわけではなく、単に危険物ではない情報がない、というきわめて機械的な理由で商品を危険物として認定してしまうのです。本当に困ります。
一度危険物として認定されてしまうと、メーカーが出しているSDSという安全基準を示した書類をアップロードしないと認定は解除されません。そして、それをメーカーが出してくれることはまずありません。
そうなったときにこちらができる対応は、商品を倉庫から手元に返送し、自己配送で出品しなおすか、別の販路で売るしかなくなります。便利なFBAですが、こういう欠点もあるんです。
ただ、一応予防策がないわけではありません。あくまで現時点での情報ですが、危険物かそうでないかを見分ける方法はあります。
アプリのマークで危険物回避

危険物を見分ける方法はふたつあります。ひとつはセラーセントラルからヘルプページに行き、検索窓に危険物、と打って検索してください。

ここに商品のASINを手動で打ち込むなり、コピペするなりして、判定結果を出すとすぐにわかります。

危険物ではないとこの画像が出ます。この場合は遠慮なくFBA倉庫に送っていい商品です。問題なのは…

この画像が出たときです。この場合は危険物に当たり、FBAで売るためにはひとつひとつ申請を出して許可を取らなければなりません。

定期的に仕入れる方法があって、比較的売れる商品ならば申請して売るのもいいと思います。危険物はライバルが少ないため、主力にできれば安定した利益が期待できるからです。
ただ、そうでない場合は潔く取り扱わないほうが結果的に面倒が少なくてすみます。安定した仕入れ方法がない場合、その手間を取るくらいなら他の商品をリサーチして仕入れたほうが時間のムダがないですからね。
もうひとつは、スマホアプリのAmazon Sellerを使う方法です。入れていない場合はアプリをインストールしてください。
アプリを起動したら、商品登録のタブをタップして、そこに商品名やASINを打ち込んで検索結果を出します。商品ページが出たら、商品画像の右側にあるマークがあるかないかで危険物かどうかがわかります。

その商品が危険物だった場合、画像の右側に赤い円に囲まれた矢印のようなマークが出ます。このマークがあったらその商品は危険物ですのでFBA倉庫に送るには申請が必要です。
どちらも使えますが、使い勝手から言うとアプリの方がやや良いかな、とは思います。あくまで僕の私見ですので、使いやすいと思ったほうを使ってください。
まとめ
関係ない人にはまったく関係のないことなんですけど、危険物かそうでないかを確認する方法は知っておいて損はないので紹介してみました。
1.危険物になった商品はFBA倉庫に納品できない、審査中でも同じ
2. 危険物判定を解除するための書類は普通はまず手に入れられないので解除はオススメしない
3. 危険物かどうかを見分けるにはセラーセントラルかアプリを使う
この3つが結論です。面倒なのは、今倉庫に納品されている商品が危険物審査になったときだけで、そうなったときはすみやかに返送するのが基本ですが、まれに危険物審査をパスした、と連絡が来ることがあります。

これは本当に例が少ないので、期待するのはやめたほうが無難です。また、危険物審査中の商品を普通の返送手続きで返送することができないため、テクニカルサポートにその商品を返送してくれ、と依頼しなければなりません。
僕は常に審査中にならないでくれよ、と祈りながら納品しています。まあ祈ったところでAmazonの胸先三寸なので意味はないんですけどね。
便利で作業時間を大幅に短縮してくれるFBAは、ぜひ使って時間の自由を生み出してほしいのですが、危険物になりそうな商品を扱っている場合はこのことを覚えておいていただけると焦らなくてすむと思います。
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