「一人暮らし」が自立の証明ではない話

一人暮らしと自立

 

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自分より弱い立場の人を攻撃して精神の安定を保つ、という悲しい習性があるのが人間ですが、今回はその中でも反撃されにくく、反論しやすいキーワード「子供部屋おじさん」について考えてみました。

 

 

1.「子供部屋おじさん」を広めて得をするのは誰か?

 

自分だけ得する

 

 

最近妙な響きの単語を目にすることが多くなりました。「子供部屋おじさん」という言葉、聞いたことがある人も多いかと思います。しかも、どう見ても良くないイメージを連想しますね…。

 

 

元はどんな意味合いで使われたのか、と調べてみると、とある有名なプロゲーマーの自室にテレビ取材が入ったとき、ネットでその部屋をまるで子供部屋のようだ、と悪口を書き込まれたのがはじまりだとか。

 

 

元の言葉を、あとから悪い意味で言いかえるのはいくらでも例のあることですが、これは最初から悪口だったようです。それにしても、悪意に満ちた言葉ですねー。

 

 

そこから5年経った今、この言葉がさらに広範囲の人たちをバカにするために再び使われだした、というのが大まかな事情のようです。

 

 

人の事情は様々なのに、一人暮らしをせず実家に住んでいる、ただそれだけのことでまるで社会不適合者のようなイメージを植え付け、バカにする、普通に人権侵害ではないでしょうか?おじさん、と限定するからには当然男性をターゲットにしているのは明らかです。

 

 

中には、経済的な事情を抱えて一人暮らししたくてもできない人も大勢いるのです。これをバカにするのは、悪意以上のものを感じます。

 

 

この言葉を好んで使っているのはネット以上にテレビや新聞、週刊誌などのオールドメディアです。彼らはスポンサーの意向によっていくらでも信念を曲げて報道しますので、こういう言葉を広めて得をしようと考えている連中がいます。

 

 

それは誰か?一人暮らしをしてくれないと困る業界、つまり不動産業界でしょう。

 

 

一人暮らしをすると自立できる、彼女を連れてくることができる。など、一応利点も示しますが、同時に子供部屋おじさんなどの悪口を広めて、一人暮らしをしないとまるで犯罪でもやらかすかのようなイメージを作ろうとします。

 

 

利点と利点を失うことへの不安をあおって、販売につなげるのはマーケティングの基本とは言え、このような露骨な悪口を使うのは、マーケティングの範囲を逸脱した悪質な行為だと思います。

 

 

こういうとき、必ず男性の方を好き放題にこき下ろすのも特徴です。女性の悪口を言うと、こわーい団体がヒステリックに抗議して面倒なことになるので、何をしても攻撃されない男性をたたく傾向が常です。陰湿で卑劣ですね。

 

 

大体、ツッコミどころが多すぎて…一人暮らしをすると自立する、というのがワケわかりません。一人暮らしをしている人が全て自立しているんですか?違うと思いますけどね。

 

 

バイトもして生活費の足しにしているでしょうが、学生は経済的に自立しているとでも言うのでしょうか?中にはいるかもしれませんが、大半は違うでしょうに…

 

 

親が金持ちで、一人暮らしをしてみたいから部屋を借りてもらった。中にはそれが親の持ち物だったりする場合だってあります。ちょっと考えても思いつく例がいくらでもあります。

 

 

つまり、一人暮らしをさせようと企む人たちの主張は、まったく事実と違うのです。少なくとも、一人暮らしが自立の証明である、と胸を張って言えるような例を、多くの人に認めさせるほどの説得力はありません。

 

 

逆説的に、実家暮らしが自立していない甘えた証明である、ということも成り立たないのです。病気や障害を抱えた親御さんの介護のため実家にいる人たちは自立していないのですか?そんなわけないでしょう。

 

 

弱い根拠に基づき社会的に弱い立場の人たちを自立していない甘えた人間、というレッテルを貼り自分たちの金もうけのために一人暮らしをさせようとする不動産業界や大家連中たち。甘えているのはどっちでしょうか?

 

 

お客さんを侮辱してそうなりたくないならウチの商品を買え、というふうに仕向けるなど、マーケティングとしては下の下です。少なくともそういう売り方をするような人間を、僕は好きにはなれません。

 

 

それに手を貸すマスコミも同罪です。まあ、あそこは罪のデパートみたいな業界ですから、そこに長くいればいるほどそういうことをしても何とも思わなくなります。僕はそうなる前にクビになりましたけどね。

 

 

話が横にそれました。要するに、子供部屋おじさんなる蔑称を広めたがるのは、まず一人暮らしのために賃貸アパートやマンションの部屋を借りさせたい不動産業界や大家さんたち、次に彼らから広告費をもらっているマスコミ。

 

 

最後は単にそれをおもしろがっている人たちですが、彼らはマーケティングとは遠いので、それほど気にすることはありません。弱者を笑う、という人間らしい攻撃性の象徴ではありますが…。

 

 

2.希望するしないに関係なく、実家暮らしは増える

 

貧乏なアパート

 

 

一人暮らしの利点は何か?当然圧倒的な自由ですが、同時に自分のことを全部自分で決めて動く、という必要性も出てきます。自由には責任がともないますので当然です。出費が大きいという欠点もあります。

 

 

今の自分の経済力を考えて実家暮らしを選ぶ、という選択をした人がバカにされる理由などありません。むしろ賢い人だと思いますね。見栄をはって決めた出費はたいていろくな結果になりません。

 

 

そう、見栄なんです。人間の望む欲求のひとつに、承認欲求というものがあって、例えば職場であいつにだけは見下されたくない、とか。女性で言うと、〇〇ちゃんのお母さんにだけは負けたくない、とか。

 

 

人間が望む欲求の根源のひとつであるだけに、タチが悪い。ちなみに、どれが根源的な欲求か、というと一日何度でもそのことを考えるかどうかが決め手です。

 

 

人生を充実させるための二大要素、お金と時間を手に入れるための準備としての視点から言うと、無理な一人暮らしは、明らかにマイナスなのです。

 

 

がんばって一人暮らしをした結果、得られたのは自室と職場の往復だけで1日が終わる生活、というのはあまりに悲しくないでしょうか?

 

 

もちろん、実家暮らしには前提があります。家族との関係です。関係が良好なら問題なし、少なくともあなたがやろうとしていることに反対していないのであれば、検討する価値はあります。関係が悪くておたがい顔も見たくない、というのならやむを得ませんが…。

 

 

僕は幸い関係は悪くないので、無理に一人暮らしをすることはせずに済みました。世間一般からすれば、理解のある親だと思います。親には本当の感謝に気持ちしかありません。

 

 

ただ、それ以上に僕が危機的な状況にあったのも関係しているでしょう。35歳を過ぎて、正社員はおろか、バイトの面接すらろくに通らなくなった現状はあまりにもひどく、改善する可能性もゼロ、となれば親としても腹をくくるしかない。

 

 

こちらの都合しか考えていないのは百も承知です。ですが、まず他人や社会に頼ったらどうなりますか?身内以外に金銭面で世話になると、想像以上にきます。おもに精神面で…。

 

 

ショボいとは言え、仮にも大の男が生活が苦しいのでお世話になりたいのですが、なーんて人様に言えると思いますか?できるわけがない。最初から恥も外聞もない、という思考法は常識ある人ならしたくないものです。

 

 

ですが、身内なら何とかそれができる。林先生も言っています。他人に迷惑をかけるぐらいなら、親のスネをかじるほうがましだと。それぐらい、この国の抱える構造的な問題は根深い、と僕の体験からもそう思います。

 

 

高校大学を卒業してからすぐに就職、そのまま就いた会社で定年まで勤めあげる、これが基本的な昭和のサラリーマンの人生モデルで、これ自体うさんくさい構造だと思いますが、そこから外れた人に対してこの国は異常につめたい!

 

 

新卒という補正がかからなくなると、途端に未経験のゴミとして扱われます。最近はそうではない例も増えてきましたが、僕が卒業した年は容赦なくこの流れで門前払いをくわされ続けました。

 

 

第二新卒、などという言葉も、僕がそう呼ばれなくなる年齢になって出てきたので、当然恩恵にもあずかれませんでしたね。

 

 

東京、大阪、名古屋といった大都市以外の地方では、ネット求人の数も激減します。となると、ハローワークで仕事を探すのが主になりますが、その給料の低さたるや…どう見ても自立させる気ないだろ、と怒鳴りたくなるほど。

 

 

月手取り11万円で、どうやって一人暮らしをすればいいのでしょうか?家賃だけで月の収入の半分が吹っ飛んでしまう!そんな環境で暮らしの質を上げようなんて…フツーに考えて無茶ではなく、無理です。

 

 

地方住みで、非正規雇用や名ばかり正社員で不安定な生活を送っていると、望まなくても実家暮らしを強いられることが多いのです。地方には低賃金の仕事しかないという構造の問題以外に、最近の情勢も関係してきます。

 

 

子供部屋おじさん、という蔑称が大都市圏に住んでいる対象者に向けて言われているのは何となくわかりますが、地方住まいの人間に対してどれだけ過酷な要求を突きつけているのか、マスコミは考えたこともないでしょうね…

 

 

3.実家を使える人はチャンスだということ

 

万歳、うれしい

 

 

まあ、あまり考えすぎるとストレスをためるだけですので、必要なことだけ押さえておきましょう。

 

 

人生を充実させるための二大要素、時間とお金を手に入れ、次を考えるための余裕をつくる。この目的のために不要な要素を切り捨てる、という考え方に切り替えるのが大事です。

 

 

当ブログでオススメしている、二大要素を手に入れるための第一歩が物販で、これをやるために必要な環境をつくるためには何をすればいいのか、と考えることが大切だということ。

 

 

一人暮らしは残念ながら、お金と時間の浪費につながる行動ですので、二つがそろうまではなるべくやらない方が目的に早く近づきます。

 

 

ただ、実家暮らしにも条件はあります。親をはじめとする家族との関係が険悪ではないことです。あなたのやることに賛成してくれなくても反対されなければ大丈夫、結果が出れば態度も柔らかくなってくれます。

 

 

それをクリアできたなら、後は物販をやるための準備を進めるだけ。態勢を立て直すための拠点として実家を利用させてもらいましょう。大抵は自分が借りる部屋よりも広いはずですから、荷物が多く届いても対応できるでしょう。

 

 

重要なのは、二大要素を手に入れるために必要な行動は積極的に取る。逆に、不要な行動はできるだけ取らない、ということを常に頭に入れて、それを実行できるか、という点が目的達成までの速度につながります。

 

 

部屋を借りさせたい不動産業界や大家連中の罵倒を無視して、自分に必要だと思えば、実家暮らしでも関係なく目的を達成するための行動を起こす。その行動はまさに自立した人間の取る行動です。

 

 

家賃のいらない実家暮らしは、物販を始めるには実は最適な環境である、と言ってもいいと思いますね。

 

 

特定の業界の言う「自立」と、本当の自立は違う、ということを踏まえて行動することが大事ですよ、というお話でした。

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